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子供に多い食物アレルギーについて

子供は、さまざまなことに対して抵抗力がまだついていないため、親のほうでいろいろ面倒を見てあげる必要があります。
特に、子供は自分の力で食べ物を調達することができないので、食事に関してはすべて親任せです。
親は子供の健やかな成長を願って、美味しくて栄養豊富な食事を毎日用意してあげるのです。

ただし、抵抗力が十分に備わっていない子供は、食べ物に関しても十分に対応できないことがあるので気をつけてあげなければなりません。
まだ食べた物を消化したり吸収する力がしっかりついていない成長段階にあるのです。

特に、食物アレルギーについては、食事の後で症状が出るため、細心の注意を払うべきです。
食事の後で子供の様子がおかしくなってきたならば、両親はまず食事の内容を疑うべきでしょう。
そして、子供の体の異変の原因を突きとめなければなりません。

もちろん、いち早く病院に駆け込み、お医者さんに診てもらってきちんと処置してもらうのが前提になるのは言うまでもありません。
子供の食物アレルギーで気をつけなければならないのは、タマゴや小麦粉、牛乳、大豆といったものがまず考えられます。
お菓子の主成分になっているものも多いので、子供がねだっても冷静に見極めてから与えるようにすべきです。

また、加工食品やフルーツの中にも食物アレルギー源が含まれているものが数多くあるので、一度きちんと調べておきましょう。
バナナやキウイフルーツは子供がアレルギー反応を起こしやすいフルーツとして有名です。
ほかにもリンゴやモモで体がかゆくなったとの報告もあるので、きちんと病院でどのような食物アレルギーがあるかを調べてもらったほうがいいでしょう。
どのような食べ物に対してアレルギーがあるのかは、血液検査とパッチテストなどの皮膚検査で調べてもらうことができます。
両親が食物アレルギーを持っていると、子供に遺伝することもあるので、両親は自分のアレルギーについても医師に告げた上で、子供のアレルギーを詳しく診断してもらうようにしましょう。

母乳でアレルギー予防ができる

乳幼児を抱えているようなお母さんは、もし母乳を中心に育てていこうとするなら、知っておいたほうが良いことがたくさんあります。
まず、お母さんが自分が持っているアレルギーのもとになっている食べ物を食べた後で授乳をした場合、かなり早い段階で母乳にそのアレルギー物質が混ざってしまうとされています。
食べ物の種類によって多少の違いはあるものの、約1時間から5時間で母乳に混ざりだすとされているのです。

ただし、その濃度は気にするほどのものではありません。
たとえ影響が出たとしても、子供の体が赤くなったり軽い発疹が出る程度です。
重い症状になることはほぼありません。
あまり神経質に捉えず、子供にいろんな食べ物を食べさせ、食育などに目を向けてもいいでしょう。

しかも最近では、乳幼児のうちに母乳によってアレルギーへの耐性を少しずつ育てていったほうが良いということも言われています。
免疫力となって、子供の体の成長を助けてくれるからです。
さらに最近の研究では、人の母乳には免疫反応を調節してくれるTGF-βが豊富に含まれているということが分かり、アレルギー対策の決定打になるのではと期待されているのです。
つまり、乳幼児のうちにTGF-βが豊富に含まれる母乳を積極的に摂取させることで、柔軟に免疫反応がとれる健やかな体に育てていこうというわけです。
また同時に、タマゴや牛乳、大豆などの代表的なアレルゲンについては、母乳から摂取するのではなく、そのものを使った食事をさせて、少しずつ慣らしていくこともすすめられています。

子供の食物に関するアレルギーは2歳くらいまでで治まり、その後は喘息などのアレルギーに気をつけなければならないとされています。
たとえば、ホコリやダニの死がいなどによるハウスダストに注意が必要です。
ハウスダストは小さい子供にも喘息を起こさせやすいので、親がチェックしていく必要がありますが、家の中からハウスダストを全部なくすというのは無理な話です。

ハウスダスト対策として有効とされているのは、まず部屋の中の風通しを良くしておいて、掃除を徹底させることなのです。
子供の食物アレルギー対策で加工食品などに目を光らせるとともに、親は住環境にも気を配らなければなりません。

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